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音のうねり、悲しみと憤りの間

こんにちは。またまた非常に久しぶりの更新となりました。
何だ、かんだと色々忙しい毎日を送っていますが、元気にやってます。

実は今、海外出張からの帰りの飛行機に乗っています。
突然ブログを更新しようと思ったのは、「眠くもなく、何もすることが無いから」。
地上に居ればそんな時間全くといっていい程無い毎日なので、実は最高に贅沢な時間なのかもしれません(でも、オシリが痛いのは勘弁;;)。
そこで、久しぶりに記事を書くことにしました。

本当はもっと早く書きたいと思っていたのだけど、心の整理がつかず伸ばし伸ばしに・・・。
今も整理がついているかと問われれば、「・・・I don’t know」だけど。

どこから書こう。そう、読みやすい記事はあらすじじゃなくって「ねぇねぇ聞いて」の次から書くって誰かに教わったな。今日のお話は・・・

「2ヶ月前に胃がんの知人を亡くし、なかなかそのショックから立ち直れないんです」

うわっ 何て重い切り出しなんだ。 でもこれが今の気持ちの全てかも。

彼との出会いは2年前、私が所属するあるバンドの初コンサートで、彼がコンガの助っ人参加をしてくれた時。数回練習に参加してもらい音合わせをし、後は本番で。直接会って話しをしたのは、その時だけでした。決して深いお付き合いをしていた訳ではありません。

コンサート当日に昼食を採らない彼に何気なく質問をした時、「実は自分、胃がんで胃全部取っちゃったんですよ」という告白から私も大腸がんのことを話し、お互い若いのに跳んだ災難だよねと笑い合い、以降病気の事で何度かお互いの体調+近況報告をメールでするようになった、そんな程度の仲です。彼は癒着で腸閉塞癖があって、食事はちょっとずつ頻回だった。手術後初の長い演奏で疲れていましたが、「まだまだいけるじゃん俺!って自信がついた」「病気のことも話せてよかった」ととても嬉しい報告をしてくれました。

初コンサートを終えて数ヶ月後、彼は腸閉塞を起こし、オストメイトになりました。
翌年もコンサートを計画していたのですがオストメイト用のトイレがある会場を押さえる事ができず、気が引けて私たちは彼を誘うことができませんでした。

そして彼は昨年末 再入院をします。再度の腸閉塞と聞いていました。励ましのメールを年明けに入れたとき、彼からの返事は 「今回は先が見えないけど、妻と娘が傍に居てくれて幸せ。良い人生を過ごしてください!ありがとう!」という内容だった。
僕はこのとき、彼が別れに向かって歩き始めていることに気づかなかった。いや「きっとまた通り道を作れるはず。大丈夫」そう思って気づかないふりをしていたという方が正解かもしれない。

結局彼はこの時のメッセージを僕のメールボックスに残し、そのまま逝ってしまいました。
私が彼の訃報を知ったのは、亡くなってから1週間後のことでした。
彼にはもっと親しい友人がたくさん居て、暖かく見守られながら最期のときを迎えたに違いありません。風のうわさでそう聞いています。それが救いです。

ただ、私は結局彼に何も力になってあげることができなかった。自分ががん患者でありながら、色々知っていること・体験していることを共有すれば、本人や奥様の力になれることもあったはずなのに、そうしようと思いながらも何もしなかった。自分が情けないっ!

自分を責めること以上に、悔しいのはやっぱり「あんなに良い方が、何でこんなに若く、亡くならなければならないのか」ということ。まだ40歳そこそこです。
もう、これ以上自分の周りの大切な人間に、こんな不幸を味あわせたくない。
こんな悲しみはもう本当に心から御免被りたい。本気でがんをこの世から無くしたい。

人は色々な理由でこの世を去る。アラサー・アラフォーだけじゃなくて、子どもも色んな病気や事故で、若くても命を落とす事は珍しくない。自殺は最悪だと思うけどそれにも理由がある訳で・・・。とにかく皆が大往生するわけではない。それが世の常なのも判っている。そう、それは判っている。でも・・・この世に命ある限り、何かの役には立てるはずだ。そう、結局は誰かの支えになることに喜びを感じ、誰かに支えられている事に感謝し、人間は生きていられるんだ、と思う。がんになって初めて良く分かったこと。

このビデオを見るたび、音のうねりに身を委ねながら、悲しみと憤りの波形が交互に僕の心を揺さぶってくる。彼の刻むパーカッションの響きから、彼の心の声が伝わる。
「まだまだ踊り足りねーぜ」「まだまだ食い足りねーぜ」

Wack Wack Rhythm Island feat.Rhymester PV


貴方が私に残してくれたメッセージ、返事をしていなかったですよね。
Yes, you did it. だから、私もあなたと同じ、あるいはそれ以上良い人生を送ってみせます。
だから、この太陽の照りつける万年”Sunny”な雲の上の真っ青な空から、どうか見守っていてください。つまらない人生は送らない。いつも情熱を持って。そう、”A Natural Passion”
ちなみに、これ最近私のお気に入りのキーワード。

いつまでもCaribbean Carnivalのような熱い情熱と躍動を!

自分に言おう「あと1曲、あと一曲!」
Thanks for T.N.

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