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リレーフォーライフって何だろう。 [リレーフォーライフ]

こんにちは。

このところリレー・フォー・ライフ(RFL)の話ばかり取り上げていますが、今まさに私の一番の関心事であるので、お付き合い頂ければ幸いです。

この24時間イベントは、ともすると初めて目にする・耳にする方からみれば、癌と戦っている人達が結束して、患者同士で慰めあい、医療現場や保障制度の改善を訴える場のように見えるかもしれません。

でもこのイベントには、ハッキリと別の目的が存在していると私は思います。それはRFL芦屋ホームページの説明の中にあるこの1つのビデオ(←クリックしてね)を見ていただければ、感じることができると思うので載せます。(英語ですが、言葉がわからなくても何か通じると信じてリンクを貼ります)

それは、「褒め称える」、ということだと私個人は感じています。

癌と言う病気は、病気の重さにより程度の差はあるという人もいるでしょうが、少なからず患者と患者を支えてきた人達に死を身近なものとして感じさせる期間があります。時に絶望感を抱き、「自分は一体これからどうすれば良いのか」悩む辛く苦しい時間を、癌に関わった人たちは経験していると思います。

その人たちに向け、あるいはその人たち自身が1年を振り返り、「よく頑張ってきたね」と拍手で褒め称える。そして「まだまだ頑張れる、頑張ろう」というエネルギーを、まるで自分のぜんまいネジを巻くかの様にトラックを周回することで勝ち取る場なんではないか、私の心には、そう映ります。とてもポジティブ(前向き)なイベントです。そしてそのトラックの周囲では、癌に対する理解を深める為に多くの資料や講演、そしてイベントを盛り上げるコンサートなどが用意されています。

私だけかもしれませんが、昨年NHKで放送されたRFLの模様をTVで見たときも、そして上に上げたVTRを見たときも涙が溢れてしまうのは、この励ましを、本当にただ歩いているその映像から、自分に向けたメッセージとして感じるからじゃないのか・・・、涙の理由がわかる様になってきました。

私は癌になった時、まさか30代前半に癌になるなんて思ってもみなかったので、私はとても珍しい病気にかかってしまった不幸な若者のように感じました。ブログで数多くの仲間が居ることを知りましたが、でも世間一般で見れば、例えば毎日顔を合わせる人の中に同じ病気の人なんて居ないだろうし、癌=恐怖の病気というのがまだまだ日本の常識だから、ビックリさせるだろうから、未だに周囲に自分の病気を言えないでいます。

でも、統計上日本人男性の2人に1人は癌にかかる時代だから、私は全然少数派ではないんだ、という事に最近気づきました。むしろ私達がん患者は、日本人の代表選手、オシムJAPANならぬ、サバイバーof キャンサー、JAPANなんだろうと思います。若くして癌になったという事は、それだけ活動的に、積極的にこの病気とどう向き合うか、どう乗り越えるかを考える時間を持てるという事なんだと思います。例えば、健康診断の「要受診」に怯えている友達に、例えば「マンモグラフィーなんてお金がかかって」と悩んでいる彼女に、例えば「最近元気がない」と両親のことを心配している子ども達に、この病気は逃げるのでなく理解し、向き合う事が大切なんだという事を、必要としている情報と共に伝える、例えばですがそういう活動を起こそうと思えば起こせる時間を、今与えてくれているのだと、私は思います。

日本ではボランティアというのはまだまだメジャーではありませんが、アメリカでは成人の2人に1人が何らかの非営利組織で、無給で週に数時間の仕事に就いているという情報を目にしたことがあります。そのボランティアスピリットは、RFL発祥の国でもあるアメリカのこの映像を見るだけでも、伝わるのではないでしょうか?

もちろんこのような活動は、癌に対する理解や患者の側に立った各種制度樹立に向け、必要な資金を集めるという目的も一方では存在しています。資金集め・募金活動だけに焦点を当てると、「そういうの、うんざり」という人もたくさん居ると思います。でも、統計上3人に1人ががんで亡くなるのだとしたら、その確率3割強。決して他人事では無いことが理解できれば、そのうんざりの募金自体、無駄かどうか考え直す時間は生まれると思います。

なんか募金活動をしているような感じになってしまいましたが、私自身はまだどの機関にも所属していないので、こんな事書いたからといって、私の手柄になるわけではありません。でも、そろそろ日本人もボランティア活動というものを見直していく時期なんじゃないかとは思っています。

物が満たされる豊かさには限界があることを地球が教えてくれ始めた21世紀、そして会社が生きがいとは限らないと感じる人が増えた今の世代、私達が本当に満たされるものって何か、これから迎える秋の夜長で、虫の音を聞きながら考えてくれる人が増えてくれると、嬉しいです。

P.S.今日、リレーフォーライフ参加記念のTシャツとリストバンドが届きました。アメリカのように紫地に白だと思っていたら、逆だった。ひょっとして費用の問題(白地の方が安いからね)かな? 来年は紫地になると良いですね。ちなみに、紫(パープル)はがん早期発見や、がん患者とその家族への理解と支援を表すシンボルとして、使われています。(乳がんの場合は、ピンクです)


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雨のち晴れ

はじめまして。

ブログ村「腫瘍」からROMさせて頂いておりました。
昨年のRFLの様子をTBしたのですが、うまく行きませんでした?
早速広報活動にTシャツを着て歩かれたのですね(笑)。
ACSのようにRFLの情報は1箇所にあるべきですが、その辺ごちゃごちゃしていたようです???
私は芦屋には参加できませんが、遠隔地ルミナリエで友や家族を偲びます。
今後とも宜しくお願いします。
by 雨のち晴れ (2007-09-12 22:23) 

Springfield

>雨のち晴れさん
こんにちは。ROM&コメントありがとうございます。
トラックバックは見つかりませんでしたが、ブログに載っているたくさんのRFL情報を見させていただきました。

私も色々考えた末、芦屋の参加は止めて今自分ができることを先にする事に決めました。理由他は今日のブログを見てくださいね。

遠隔地ルミナリエ、私も家族で書いて送りましたよ♪素敵なHOPEが刻めますように。
by Springfield (2007-09-15 05:53) 

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